新NISAを始める前、私にはちょっとした不安がありました。

「お金を入れるのはいいけど、必要になったらちゃんと戻せるんかな?」
新NISAは長期投資が基本。
それは分かっていたし、私もすぐに売るつもりで始めたわけではありません。
でも当時は投資初心者。
楽天証券の操作にも慣れていなかったので、

「ちゃんと自分で売却できる?」
「取引暗証番号とか設定したけど、これで合ってる?」
「売ったお金は本当に銀行口座まで戻ってくる?」
こんな小さな不安がありました。
そこで、
「だったら少額で一度試してみよう」
と思い、新NISAで保有していたS&P500を1,000円分だけ一部売却してみました。
結果として、2024年11月17日に1,000円を売却し、11月25日には実際に銀行口座への1,000円の入金を確認できました。
この記事では、新NISAを始めたいけど「入れたお金をちゃんと売却できるの?」と不安な人に向けて、私が実際に一部売却してみた体験を書いていきます。
※この記事は私自身の体験を紹介するもので、売却や投資を勧めるものではありません。楽天証券の操作方法やNISA制度は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。
新NISAは一部売却できる?
まず結論から。
新NISAは一部だけ売却できます。
全部まとめて売る必要はありません。
楽天証券の投資信託では、「一部売却」を選択して、売却したい金額または口数を入力できます。注文内容を確認したあと、取引暗証番号を入力して注文する流れです。
私の場合は、新NISAのつみたて投資枠で保有していた
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
を1,000円分だけ売却しました。
始める前の私は、NISAというと、
「一度入れたら、何十年も取り出せないんじゃない?」
くらいの感覚も少しありました。
でも実際には、必要になれば保有している投資信託の一部を売却することもできます。
ただし、銀行預金をそのまま「引き出す」のとは少し違います。
保有している投資信託を売却して現金化する
というイメージです。
なぜ長期投資なのに1,000円だけ売ったのか
「長期投資するなら、なんでわざわざ売ったの?」
と思うかもしれません。
理由は、
ちゃんと自分で売却できることを確認しておきたかったから。
新NISAを始めたばかりの私は、楽天証券の操作にもまだ慣れていませんでした。
買うことはできた。
でも、
「取引暗証番号とか設定したけど、本当にこれで合ってるんかな?」
という不安が残っていました。
何年後かに本当にお金が必要になったとき、そこで初めて売却する。
それよりも、今のうちに一度経験しておいた方が安心できるんじゃないかと思ったんです。
とはいえ、何万円も売る必要はありません。
そこで、
「じゃあ1,000円だけ試してみよう」
となりました。
利益を出すためでも、NISAをやめるためでもありません。
今振り返ると、
1,000円で「売るところまで」を一度経験してみた
という感覚に近かったです。
実際に新NISAのS&P500を1,000円だけ売却
実際に売却したのは、2024年11月17日。
新NISAのつみたて投資枠で保有していたeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。
売却金額は1,000円。

実際の履歴にも、
- 2024年11月17日
- 売却
- 注文金額1,000円
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- NISAつみたて投資枠
と残っています。
これでまず、
「ちゃんと自分で売却できた」
ことを確認できました。
ただ、私が確かめたかったのはここまでじゃありません。
「この1,000円、本当に銀行口座まで戻ってくる?」
ここまで確認することにしました。
8日後、本当に銀行口座へ1,000円入ってきた
そして、2024年11月25日。
銀行口座を確認してみると、

楽天証券から1,000円が振り込まれていました。
11月17日に1,000円分を売却。
11月25日に銀行口座への1,000円の入金を確認。
金額としては、たった1,000円です。
でも当時の私にとっては、
「あ、本当にちゃんと戻ってきた」
と自分の目で確認できたことの方が大きかったです。
もちろん、「新NISAを売却すると8日後に銀行口座へ入る」という意味ではありません。
投資信託は商品によって約定日や受渡日が異なり、楽天証券でも売却代金は受渡日から出金でき、出金方法によって銀行への着金タイミングが異なると案内されています。
私の場合は11月17日に売却し、11月25日に銀行口座への入金を確認できた。
あくまで私の実例として見てもらえればと思います。
一度売却してみて「必要なら売れる」と分かった
実際に1,000円を売ってみて、一番大きかったのは利益でも何でもありません。
売却への不安が減ったことです。
新NISAを始める前は、
「お金を入れるのは簡単そうだけど、出すとき大丈夫なんかな?」
という感覚がありました。
でも一度、
売却する
↓
注文が成立する
↓
銀行口座にお金が入る
というところまで自分で経験した。
それで、
「必要になったら、自分でも売却できる」
と思えるようになりました。
だからといって、それから頻繁に売買しているわけではありません。
基本は今も長期保有です。
私の場合は、一度出口まで経験したことで、逆に安心して積立を続けやすくなりました。
新NISAを一部売却すると非課税枠はどうなる?
ここだけ少し制度の話です。
「一部売却したら、その分のNISA枠はなくなる?」
という疑問もあると思います。
現在の新NISAでは、商品を売却すると、売却した商品の取得金額(簿価)分の非課税保有限度額を翌年以降に再利用できます。
これは金融庁も明記しています。
ここで初心者が注意したいのが、
売った金額が、そのまま今年の投資枠として復活するわけではない
ということ。
例えば100万円で購入した商品が120万円になって売却できた場合。
翌年以降に再利用できる非課税保有限度額は、売却額の120万円ではなく取得金額の100万円分です。
最初からここまで覚える必要はないと思いますが、
「一部売却したらNISAが終わるわけではない」
ということは知っておいていいと思います。
「売れる」=使う予定のお金までNISAに入れていい、ではない
ここは勘違いしたくないところです。
「必要なら売却できるなら、貯金も全部NISAに入れた方がいいんじゃない?」
とは私は考えていません。
投資信託は値動きがあります。
いざお金が必要になったときに、買ったときより値下がりしている可能性もあります。
だから私は、
投資するお金と、現金で持っておくお金は分けています。
生活防衛資金も現金で確保していますし、数年以内に使う予定があるお金まで全部NISAに入れることはしていません。
「必要になれば売れる安心感」と「いつでも使うお金を投資する」は別。
ここは分けて考えています
「生活防衛資金はいくら必要?わが家が60万円にした理由」

新NISAを始める前の「ちゃんと戻せる?」が一つ消えた
新NISAを始める前って、分からないことが結構あります。
私もそうでした。
「ちゃんと買えてる?」
「取引暗証番号はこれで合ってる?」
そして、
「必要になったら、本当にお金を戻せる?」
調べれば「一部売却できます」と出てきます。
でも私の場合、それだけでは完全に不安が消えませんでした。
だから実際に1,000円だけ売ってみました。
2024年11月17日、S&P500を1,000円分売却。
そして、
11月25日、銀行口座に1,000円が入っていることを確認。
そこでようやく、
「あ、自分でもちゃんとできるんや」
と思えました。
もちろん、これからNISAを始める人全員が、わざわざ1,000円売って試す必要はないと思います。
ただ、
「NISAに入れたら最後、ずっと動かせないお金になるわけではない」
と知っているだけでも、私と同じような不安を持っている人には安心材料の一つになるはずです。
私は一度売却を経験してからも、基本的には長期保有を続けています。


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